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【↑】日経平均 大引け| 急反発、値がさハイテク株中心に買い戻しが流入 (5月13日)

配信日時:2022/05/13 16:10 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  25918.80 高値  26479.93(12:31) 安値  25904.40(09:00) 大引け 26427.65(前日比 +678.93 、 +2.64% ) 売買高  16億4818万株 (東証プライム概算) 売買代金  3兆5923億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は678円高と急反発、2万6400円台まで上昇  2.前日の大幅安を受けハイテク株中心に買い戻しが流入する  3.大幅赤字を発表したSBGが悪材料出尽くし期待で急反発  4.レーザーテクや東エレクなど半導体関連株にも買いが流入  5.MSCIから除外のメディパルやコスモス薬品が値を下げる ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比103ドル安と6日続落した。消費や景気が冷え込むとの見方からボーイングやアメックスが売られ指数を押し下げた。  東京市場では、日経平均株価は急反発。ハイテク株などに買い戻しが膨らみ、一時700円を超す上昇に買われる場面があった。  前日の米株式市場では、NYダウは6日続落したが、ナスダック指数は小反発した。これを受けた東京市場では、日経平均は寄り付きは170円高でスタートし、その後、上昇幅を拡大させ2万6400円台まで値を上げた。前日に464円安と急落したことから、リバウンド狙いの買いも流入した。前日大幅赤字となる決算を発表したソフトバンクグループ<9984>は悪材料出尽くし期待から急伸したほか、半導体関連株などハイテク株に対する買いが膨らんだ。  個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が高く、ソニーグループ<6758>やオリンパス<7733>が値を上げた。川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>といった海運株が高く、トヨタ自動車<7203>やリクルートホールディングス<6098>が値を上げた。メルカリ<4385>やレノバ<9519>、楽天グループ<4755>が急伸した。  半面、NTTデータ<9613>や三井物産<8031>、ダイキン工業<6367>が値を下げ、セコム<9735>やりそなホールディングス<8308>が売られた。カシオ計算機<6952>やKADOKAWA<9468>が急落。MSCIからの除外が嫌気されメディパルホールディングス<7459>やコスモス薬品<3349>が売りに押された。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約370円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はセコム <9735>、NTTデータ <9613>、トレンド <4704>、カシオ <6952>、コムシスHD <1721>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約84円。  東証33業種のうち30業種が上昇し、下落はパルプ・紙、鉱業、電気・ガス業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)精密機器、(3)金属製品、(4)電気機器、(5)情報・通信業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)倉庫運輸関連、(4)その他製品、(5)化学。 ■個別材料株 △アイロムG <2372> [東証P]  23年3月期は2期連続で営業最高益更新見込む。 △GMO-GS <3788> [東証P]  第1四半期営業利益は68%増。 △アステリア <3853> [東証P]  22年3月期営業益4倍化。 △シェアテク <3989> [東証G]  上期最終が黒字浮上で着地・1-3月期も黒字浮上。 △日本情報C <4054> [東証G]  「賃貸革命10オプション機能 オンライン駐車場連携」をリリース。 △フレクト <4414> [東証G]  23年3月期営業益は51%増を予想。 △住友精密 <6355> [東証S]  22年3月期営業利益の計画上振れと23年3月期の大幅増益及び増配。 △芝浦 <6590> [東証P]  利益高成長と大幅増配。 △WSCOPE <6619> [東証P]  1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。 △トプコン <7732> [東証P]  今期経常は15%増で8期ぶり最高益、前期配当を11円増額・今期は4円増配へ。 ▼オイシックス <3182> [東証P]  今期最終は8%減益へ。 ▼ディディエス <3782> [東証G]  四半期決算発表延期と第三者委員会の設置を発表。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)T&Gニーズ <4331>、(2)日揮HD <1963>、(3)トプコン <7732>、(4)アステリア <3853>、(5)ギフティ <4449>、(6)WSCOPE <6619>、(7)三星ベ <5192>、(8)東京きらぼし <7173>、(9)A&Dホロン <7745>、(10)フジクラ <5803>。  値下がり率上位10傑は(1)メドピア <6095>、(2)オイシックス <3182>、(3)エンジャパン <4849>、(4)カドカワ <9468>、(5)日医工 <4541>、(6)ミマキエンジ <6638>、(7)メディパル <7459>、(8)カシオ <6952>、(9)やまびこ <6250>、(10)ロランドDG <6789>。 【大引け】  日経平均は前日比678.93円(2.64%)高の2万6427.65円。TOPIXは前日比35.02(1.91%)高の1864.20。出来高は概算で16億4818万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1557、値下がり銘柄数は259となった。東証マザーズ指数は648.65(28.02ポイント高)。 [2022年5月13日] 株探ニュース

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