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SUBARUの23年3月期は営業利益2.2倍を予想

配信日時:2022/05/12 17:14 配信元:MINKABU
 SUBARU<7270.T>がこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想を発表し、半導体供給に関するリスクはあるものの、販売台数の増加や為替変動による増益効果を織り込み、営業利益2000億円(前期比2.2倍)を見込むとした。  売上高は3兆5000億円(同27.5%増)を見込む。全世界販売台数は主力の北米市場を中心に回復を見込み、94万台(同28.1%増)を計画している。なお、想定為替レートは1ドル=120円、1ユーロ130円としている。  22年3月期は22年3月期決算は、売上高2兆7445億円(前の期比3.0%減)、営業利益904億5200万円(同11.7%減)だった。年度を通じた半導体の供給不足に加えて、第2四半期に発生した東南アジアでの新型コロナウイルス感染症拡大による部品の供給制約などの影響を受け、国内外生産拠点で生産調整や操業の一時停止を行ったことが響いた。  同時に、国内生産体制の戦略的再編をスタートすると発表した。国内で電気自動車(EV)の自社生産を開始するとしており、5年間で2500億円を投じる。20年代中盤から群馬製作所の矢島工場(群馬県太田市)でガソリン車とEV混流ラインで生産を始めるとしており、27年以降はEV専用ラインも追加するとしている。 出所:MINKABU PRESS

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