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日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感強まり2カ月ぶりに30を上回る
配信日時:2022/05/09 14:13
配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+2.57(上昇率9.27%)の30.30と上昇している。なお、今日ここまでの高値は31.26、安値は29.61。
インフレ長期化観測や米長期金利の上昇、中国での新型コロナ対策の経済活動制限、ウクライナ情勢の不透明感など警戒材料が多く、市場心理は悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は売りに押される展開で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、プットが買われ、日経VIは不安心理が高まる目安とされる30を上回って推移している。取引時間中に30を上回るのは3月7日以来、約2カ月ぶり。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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インフレ長期化観測や米長期金利の上昇、中国での新型コロナ対策の経済活動制限、ウクライナ情勢の不透明感など警戒材料が多く、市場心理は悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は売りに押される展開で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、プットが買われ、日経VIは不安心理が高まる目安とされる30を上回って推移している。取引時間中に30を上回るのは3月7日以来、約2カ月ぶり。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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