Reuters Japan Online Report Business News
エクソン、第1四半期利益は予想下回る ロシア撤退で評価損計上
配信日時:2022/04/30 02:28
配信元:REUTERS
[ロイター 29日] - 米石油最大手のエクソンモービルが29日発表した2022年第1・四半期決算(3月31日まで)は純利益が54億8000万ドルとなり、前年同期(27億3000万ドル)の約2倍に膨らんだ。1株当たり利益は1.28ドル。前年同期は0.64ドルだった。
ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」事業からの撤退に伴う34億ドルの評価損を除いても、市場予想を下回った。
調整後1株当たり利益は2.07ドルとなり、リフィニティブによる市場予想の2.12ドルを下回った。
売上高は905億ドル。市場予想は927億ドルだった。
エクソンは自社株買いの規模を3倍とし、フランスのトタルといったエネルギー大手と同様に株主還元を拡大した。エクソンは来年末までに最大300億ドルの自社株買いを実施すると公表し、これまで予想していた100億ドルから引き上げた。
コンサルティング会社のパリシー・アドバイザーによると、米石油大手は第1・四半期に燃料価格変動の打撃を受けた。原燃料の購入から製品販売までの間に価格が急変したため、下流部門の業績に悪影響を及ぼしたという。
パリシーのエネルギー担当ディレクター、アニシュ・カパディア氏は「現在の市場は非常に不安定だ。インフレによるコスト上昇も顕在化している」と指摘した。
英石油大手のBP、シェルもロシアからの事業撤退に伴ってそれぞれ最大250億ドル、50億ドルの評価損を計上するとしている。
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況