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<動意株・28日>(前引け)=フューチャー、さくらネット、フタバ
配信日時:2022/04/28 11:35
配信元:MINKABU
フューチャー<4722.T>=急動意。同社は27日取引終了後に、22年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比96.2%増の33億4100万円となり、上半期計画の50億円に対する進捗率は66.8%となった。売上高は同13.7%増の126億500万円で着地。グループのフューチャーアーキテクトで地域金融機関向け次世代バンキングシステム導入プロジェクトや人材派遣向け及び卸売業向けの基幹システム刷新案件などが順調に進行したほか、フューチャーインスペースで既存顧客システムのシステム基盤更改及びクラウド移行案件の受注が好調だったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来見通しを据え置いている。
さくらインターネット<3778.T>=切り返し急。独立系のデータセンター運営大手でクラウドサービスを主力としているが、今期は官民で活発化するデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込みクラウド案件が伸びて業績を押し上げる見通し。同社が27日取引終了後に発表した22年3月期の営業利益は前の期比44%減の7億6300万円と大幅減益となったが、続く23年3月期は前期比82%増の13億9000万円と急回復する見通しにある。これは21年3月期に達成した13億7200万円を上回り、過去最高営業利益を更新する見込みであり、これを評価する買いが集まった。
フタバ産業<7241.T>=物色人気集中。急速に底値圏離脱の動きをみせている。トヨタ系の自動車部品メーカーで骨格プレス部品を手掛け、自動車のマフラーでは国内最大手に位置する。27日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比21%減の61億1500万円と減益となったが、従来計画の50億円からは10億円以上も上振れして着地した。トップラインは2割強の増収となっている。また、23年3月期の営業利益は前期比64%増の100億円と急回復を見込んでおり、これが投資資金を呼び込んだ。旺盛な自動車需要を背景に骨格部品やマフラーの売り上げが全体業績を押し上げる見通し。更に同日、発行済み株式数の0.25%相当の23万株を上限とする自社株買いを実施することを発表、これも株高を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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