後場の寄り付き概況

後場の日経平均は434円安でスタート、シマノやリクルートHDが下落

配信日時:2022/04/27 12:55 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26265.76;-434.35TOPIX;1856.73;-21.78


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比434.35円安の26265.76円と、前引け(26198.79円)から下げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26180円~26300円のレンジで後半にかけて強含み。ドル・円は1ドル=127.70-80円と朝方から70銭ほど円安・ドル高水準で推移。アジア市況は、上海総合指数および香港ハンセン指数ともに前日終値近辺でのもみ合い。中国経済を中心とした景気減速懸念やウクライナ情勢を巡る不透明感、金融引き締め懸念など、外部環境の不透明感から本日はリスク回避の動きが強まっている。ただ、週初に急落したアジア市況が、前日に続き落ち着いた動きになっていることで日経平均も朝方の急落後は下げ渋っている。後場は一段と下げ幅を縮める動きとなっている。一方、先物主体の相場展開で、短期筋の売買に左右されているに過ぎないとの声も聞かれる。

 セクターでは精密機器、証券・商品先物取引、その他金融などが下落率上位に並んでいる一方、海運、鉱業、石油・石炭製品などが上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の売買代金上位では、ファナック<6954>、シマノ<7309>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、OLC<4661>などが大幅に下落。一方、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、アサヒ<2502>、JR東海<9022>、ベイカレント<6532>などが上昇している。
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