後場の寄り付き概況

後場の日経平均は137円高でスタート、川崎汽船やINPEXが高い

配信日時:2022/04/19 13:57 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26936.90;+137.19TOPIX;1893.17;+13.09


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比137.19円高の26936.90円と、前引け(26830.82円)から上げ幅を大きく広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26810円~26950円のレンジで後半にかけて強含み。ドル・円は1ドル=127.90-128.00円と朝方からと40銭ほど円安・ドル高水準での動き。アジア市況はまちまちで、中国上海総合指数が前日終値を挟んだもみ合いの一方、連休明けの香港ハンセン指数は大幅に下落している。手掛かり材料難のなか、短期筋主体の相場展開となっており、前日の米株市場と同様、日経平均は方向感に欠ける動きが続いている。一方、1ドル=128円台まで乗せるなど為替の円安進行が著しい。輸出企業の採算改善期待などが後押ししているようで、後場の日経平均は前引けから上げ幅を広げてスタートした後も強含みで推移している。

 セクターでは海運、鉱業、非鉄金属などが上昇率上位に並んでいる一方、小売、サービス、保険などが下落率上位に並んでいる。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、INPEX<1605>、東京電力HD<9501>、三井ハイテック<6966>、住友鉱<5713>などが大幅高。一方、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、OLC<4661>、ベイカレント<6532>、エムスリー<2413>などが軟調。
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