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JAL、通期最終損益見通しを下方修正 旅客需要が想定下回る

配信日時:2022/04/15 15:45 配信元:REUTERS

[東京 15日 ロイター] - 日本航空(JAL)は15日、2022年3月期の最終損益(国際会計基準)予想を1770億円の赤字に下方修正したと発表した。国内・国際線ともに、旅客需要が想定を下回ったため。従来は1460億円の赤字を見込んでいた。

JALはまた、売上収益を従来の7660億円から6820億円に下方修正した。第4・四半期に入り、新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、「まん延防止等重点措置」が適用された影響を受け、国内旅客需要が大幅に落ち込んだ。国際旅客需要も、日本入国時の規制は緩和されたものの、全面的な需要回復には至らかったという。

ウクライナ情勢など地政学リスクの影響で3月は燃油価格が高騰したが、燃油ヘッジ取引等により今期業績への影響は限定的としている。

IBESがまとめたアナリスト9人による通期最終損益の予想平均値は1687億円の赤字となっている。

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