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ロ産金ペトロパブロフスク、自社売却を検討 対ロ制裁の影響受け

配信日時:2022/04/15 13:15 配信元:REUTERS

[ロンドン 14日 ロイター] - ロンドン証券取引所(LSE)に上場しているロシア産金会社ペトロパブロフスクは14日、西側諸国の対ロシア制裁の影響を受け、自社の売却を検討していると発表した。

同社は米コンサルティング会社アリックスパートナーズの英国法人を顧問に指名。「可及的速やかに子会社の全権益を売却することも選択肢に含まれている」と説明する一方、売却によって株主や債権者にどのような恩恵があるかは現時点で不明としている。

同社の時価総額は1億1800万ポンド(1億5499万ドル)。

ペトロパブロフスクはまた、ガスプロムバンクが対ロ制裁の対象となったため、同行に対する利息の支払いができなかったと指摘。保有する金を同行に売却することも不可能になったとしている。

ペトロパブロフスクは今年11月に満期を迎える5億ドルの社債の利払いを来月に控えている。同社は「現状では借り換えは非常に困難」との認識を示した。

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