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大企業・製造業DI+14、非製造業は+9 ともに7期ぶり悪化=3月日銀短観

配信日時:2022/04/01 10:04 配信元:REUTERS

[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日発表した3月短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14と、7期ぶりに悪化した。原材料高や部材の調達難が景況感の悪化につながった。プラス9となった非製造業DIも7期ぶりの悪化だった。

日銀は3月1日、短観の調査対象企業を2018年3月以来4年ぶりに見直したと発表した。今回3月調査から新ベースで公表している。

大企業・製造業の業況判断DIは2021年6月以来の水準。ロイターがまとめた予測中央値(プラス12)は上回った。「自動車」は前回のマイナス8からマイナス15に悪化した。大企業・製造業の先行き判断DIはプラス9と、悪化を見込む。

大企業・非製造業の業況判断DIは21年12月以来の水準。ロイターがまとめた予測中央値(プラス5)は上回った。大企業・非製造業の先行き判断DIはプラス7と悪化を見込む。

今回の短観の調査期間は2月24日から3月31日。回答基準日は3月11日で、回答基準日までで7割強が回答した。

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