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郵船など海運株が安い、配当権利落ちで下げ顕著も押し目買いで売買代金断トツ◇

配信日時:2022/03/30 11:05 配信元:MINKABU
 日本郵船<9101.T>が一時1600円を上回る下落となったほか、川崎汽船<9107.T>、商船三井<9104.T>なども大きく株価水準を切り下げる展開となっている。きょうは配当権利落ち日にあたるが、海運セクターは高配当利回りに着目したインカムゲイン狙いの買いが顕著だったこともあり、その反動が株価に反映されている。郵船は前日終値時点で配当利回りが10.8%と極めて高く、きょうはその分だけ通常よりも下げ幅が大きい。しかし、PERは1倍台と記録的な低水準にあり、下値では押し目を拾う動きも観測。株価は一時9500円まで下押したが、その後は下げ渋り、足もとでは9800~9900円のゾーンで売り買いを交錯させる状況にある。なお、郵船の売買代金は午前11時現在で1300億円に達しており、全上場企業を通じて断トツとなっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS

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