東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 123.91/93 1.0948/52 135.69/73
NY午後5時 122.06/09 1.0981/85 134.05/09
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の123円後半。日銀による10年債を対象とした指し値オペの通告を受けて、日米の金融政策の方向性の違いが意識され、円売り/ドル買いが進行。時間外取引で米長期金利が上昇したこともドル高を支えた。
<株式市場>
日経平均 27943.89 -205.95 28084.08 27,812.67─28,084.08
TOPIX 1973.37 -8.10 1982.29 1,962.23─1,982.29
東証出来高(万株) 111024 東証売買代金(億円) 25820.13
東京株式市場で、日経平均は前営業日比205円95銭安の2万7943円89銭と、10営業日ぶりに反落した。朝方には9連騰後の高値警戒感から利益確定や戻り待ちの売りが優勢となった。日銀の指し値オペ通告を受けてドル/円が円安方向に振れる中、輸出関連株を中心に下げ渋る場面もあった。アジア株の底堅い動きも支えになった。
東証1部の騰落数は、値上がりが795銘柄(36%)、値下がりは1275銘柄(58%)、変わらずは111銘柄(5%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.004
ユーロ円金先(22年6月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.004%になった。前営業日(マイナス0.004%)から横ばい圏見通し。「週末要因ははく落したが、引き続きオファーが増えない一方で、地銀の調達ニーズが旺盛だった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年6月限 149.15 (-0.33)
安値─高値 149.15─149.51
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (+0.015)
安値─高値 0.250─0.240%
国債先物中心限月6月限は前営業日比33銭安の149円15銭と6営業日続落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp上昇の0.250%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.15─0.05
3年物 0.18─0.08
4年物 0.22─0.12
5年物 0.25─0.15
7年物 0.33─0.23
10年物 0.45─0.35