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大阪金概況:下落、強弱材料交錯し方向感の定まらない展開

配信日時:2022/03/28 16:05 配信元:FISCO
大阪取引所金標準先物 23年3月限・日中取引終値:7642円(前日日中取引終値↓10円)

・推移レンジ:高値7686円-安値7635円

28日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落した。先週末の海外市場で原油価格が上昇し、市場ではインフレ加速が意識され、インフレヘッジ(回避)手段として金の投資需要が膨らむとの見方から、金先物は買いが先行した。一方、FRBの利上げ加速観測などから先週末の海外市場で上昇した米長期金利が今日もさらに上昇したことから、金利のつかない資産である金の魅力低下も意識され、こうした強弱材料が交錯する中、今日の金先物は方向感の定まらない展開となり、取引終了にかけて下げに転じた。

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