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東京株式(大引け)=816円高、一気に2万8000円大台を回復

配信日時:2022/03/23 15:58 配信元:MINKABU
 23日の東京株式市場は、前日の欧米株市場が全面高に買われたことを受け日経平均は大幅に上昇し7連騰で2万8000円台を回復した。  大引けの日経平均株価は前営業日比816円05銭高の2万8040円16銭と7日続伸。東証1部の売買高概算は14億1473万株、売買代金概算は3兆4288億円。値上がり銘柄数は1940、対して値下がり銘柄数は206、変わらずは35銘柄だった。  きょうの東京市場はリスクオンの流れが加速し日経平均は800円を超える上昇で一気に2万8000円台に乗せた。1月18日以来約2カ月ぶりの高値水準まで戻している。前日の欧州株市場が全面高様相となったほか、米国株市場でもNYダウなど主要株3指数がいずれも上昇した。FRBのタカ派姿勢を背景にここ米長期金利が急速に水準を切り上げているが、それにもかかわらず、ハイテク株に買いが集まった。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形で半導体関連や電子部品、精密機器などが買われ、全体相場を押し上げる格好に。外国為替市場で1ドル=121円台まで円安が進行したことで自動車株などにも投資資金が流入した。3月期末を目前に控え、配当権利取り狙いの買いも株価の上げ足を助長した。東証1部全体の9割近い銘柄が上昇している。  個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が急伸、久しぶりに売買代金首位を争ったソフトバンクグループ<9984.T>も大きく値を上げた。東京エレクトロン<8035.T>、キーエンス<6861.T>、ソニーグループ<6758.T>が買われ、ファーストリテイリング<9983.T>は3000円を超える上昇。三井ハイテック<6966.T>も高い。リクルートホールディングス<6098.T>も買いが優勢。マネックスグループ<8698.T>がストップ高に買われ、リニカル<2183.T>も急騰。JMDC<4483.T>、ワイエイシイホールディングス<6298.T>なども大きく値を上げた。  半面、日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>が揃って売られたほか、東京海上ホールディングス<8766.T>も軟調。野村総合研究所<4307.T>が下落、レノバ<9519.T>も冴えない。Jパワー<9513.T>が値下がり率トップに売られ、住石ホールディングス<1514.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>なども安い。 出所:MINKABU PRESS

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