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東京株式(大引け)=396円高、6連騰で2万7000円大台を回復
配信日時:2022/03/22 15:50
配信元:MINKABU
22日の東京株式市場は主力株を中心に大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は一時400円を超える上昇をみせた。大引けも堅調を維持し、フシ目の2万7000円大台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比396円68銭高の2万7224円11銭と6日続伸。東証1部の売買高概算は15億3323万株、売買代金概算は3兆4261億円。値上がり銘柄数は1144、対して値下がり銘柄数は954、変わらずは83銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク選好の地合いが続き、日経平均は2万7000円台を終値で回復した。前日の米国株市場では主要株指数が揃って下落したが、前週末の米株高を東京市場は織り込んでいなかったこともあり、朝方から買いが優勢だった。外国為替市場でドル買いの動きが一段と進行し、1ドル=120円台に入る円安で輸出主力株にはポジティブ材料とみなされた。海外ヘッジファンドによる空売りの買い戻しも全体相場を押し上げたとみられる。3月期末を目前に駆け込みで配当取り狙いの買いが入ったことも、全体相場の押し上げ要因となった。買い一巡後は日経平均が伸び悩む場面もあったが、後場は高値圏で売り物をこなし、強調展開は崩れなかった。ただ、値上がり銘柄数は全体の52%にとどまっている。売買代金は3兆4000億円台と引き続き高水準だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大商いで値を飛ばしたほか、東京エレクトロン<8035.T>、任天堂<7974.T>などが買われ、ソニーグループ<6758.T>も堅調。三菱商事<8058.T>が大きく上値を追ったほか、INPEX<1605.T>など原油関連株の上げ足の強さが際立った。日本製鉄<5401.T>も高い。東洋建設<1890.T>がストップ高に買われ、アグレ都市デザイン<3467.T>も大幅高。東洋エンジニアリング<6330.T>、BEENOS<3328.T>も急伸。大紀アルミニウム工業所<5702.T>、アダストリア<2685.T>も高い。
半面、売買代金トップとなった日本郵船<9101.T>は売りに押され、レーザーテック<6920.T>も下落した。レノバ<9519.T>も大きく値を下げた。日本電産<6594.T>が冴えない。IDOM<7599.T>は大幅安で値下がり率トップ。オイシックス・ラ・大地<3182.T>、ネクステージ<3186.T>が急落、SREホールディングス<2980.T>、ギフティ<4449.T>も大幅安。
出所:MINKABU PRESS
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