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21日の米株式市場の概況、パウエル発言を警戒しNYダウは6日ぶり反落

配信日時:2022/03/22 08:13 配信元:MINKABU
 21日の米株式市場では、NYダウが前週末比201.94ドル安の3万4552.99ドルと6日ぶりに反落した。    パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で、今後政策金利を0.5%引き上げる用意があることを示唆した。これを受け、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げが実施される可能性が浮上したことが警戒され、NYダウ、ナスダック指数ともに下落した。NYダウは一時400ドルを超す下げとなったが、売り一巡後は下げ幅は縮小した。中国での旅客機墜落が嫌気されボーイング<BA>が下落したほか、メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)やマイクロソフト<MSFT>、マイクロン・テクノロジー<MU>が値を下げた。ショッピファイA<SHOP>やブロック<SQ>が安い。半面、テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>、エヌビディア<NVDA>が高く、原油高を受けエクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>、オクシデンタル・ペトロリアム<OXY>が値を上げた。バークシャーハサウェイB<BRK.B>が買われ、ロッキード・マーチン<LMT>が上昇した。  ナスダック総合株価指数は、55.377ポイント安の1万3838.460と5日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億303万株だった。 出所:MINKABU PRESS

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