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22日の株式相場見通し=続伸か、米株反落も2万7000円台視野

配信日時:2022/03/22 08:01 配信元:MINKABU
 22日の東京株式市場は、強弱観対立のなかも日経平均は上値指向を持続しそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが6営業日ぶりに反落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も5営業日ぶりに反落といずれも軟調な動きとなった。NYダウは朝方に小幅プラス圏で推移する場面もあったが、その後は下落歩調を強める展開に。全米エコノミスト協会で講演したパウエルFRB議長が、今後の金融政策について0.5%の大幅な政策金利引き上げの可能性を示唆、経済をオーバーキルすることへの懸念から株式市場にはネガティブに作用した。東京市場では前日が春分の日で休場であったため3連休明けとなるが、前週末の米国株市場の上昇は織り込んでいない。その分を反映して日経平均株価は頑強な値動きが予想される。外国為替市場で円安が進んでいることも考慮して、主力株主導で買いが続けば、フシ目の2万7000円大台回復も視野に入る。ただ、目先スピード警戒感も拭えず上値が重くなる可能性もある。取引時間中は中国株や香港株などアジア株の動向や、米株価指数先物の値動きに影響を受けそうだ。  21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比201ドル94セント安の3万4552ドル99セントと6日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同55.377ポイント安の1万3838.460だった。  日程面では、きょうは2月の食品スーパー売上高、2月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外ではハンガリー中銀が政策金利を発表する。 出所:MINKABU PRESS

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