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米FRB、インフレ抑制に一段の積極姿勢必要=ミネアポリス連銀総裁

配信日時:2022/03/19 03:07 配信元:REUTERS

[18日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は18日、経済の過熱を防ぎ、インフレを抑制するために、連邦準備理事会(FRB)は年内に政策金利を1.75─2.00%に引き上げる必要があるとの考えを示した。

カシュカリ総裁はミネアポリス地区連銀のウェブサイトに掲載した文書で、需給の正常化とインフレの自然な低下が年内にデータで確認できれば十分だと指摘。ただ、米経済が「高圧力と高インフレの均衡」に移行したと確認された場合、FRBは「2%のインフレ目標と整合する均衡に経済を戻すために、一段と積極的に行動し、政策スタンスを引き締める必要がある」と述べた。

約9兆ドルに膨れ上がったFRBのバランスシートについては、来月にも縮小に着手し、前回の縮小時の2倍のペースで進める必要があるとの考えを示した。

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