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日経VI:低下、株価底堅く警戒感は後退

配信日時:2022/03/18 16:00 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比-1.28(低下率4.82%)の25.29と低下した。なお、高値は26.50、安値は25.29。昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇したが、それを受けた今日の東京株式市場で日経225先物はやや方向感の定まらない動きとなった。ただ、昨日までの4日続伸で大きく上昇した後にしては底堅いとの見方に加え、取引終了にかけて日経225先物が堅調な動きとなったことなどから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退し、日経VIは昨日の水準を下回った。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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