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東京株式(大引け)=174円高と5日続伸、ハイテク株などへ見直し買い続く

配信日時:2022/03/18 15:46 配信元:MINKABU
 18日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸。ハイテク株などへの見直し買いが続いた。  大引けの日経平均株価は前日比174円54銭高の2万6827円43銭。東証1部の売買高概算は18億772万株。売買代金概算は4兆1427億円となった。値上がり銘柄数は1268と全体の約58%、値下がり銘柄数は826、変わらずは87銘柄だった。  前日の米株式市場では、NYダウは417ドル高と4日続伸。ロシアが外貨建て国債の利払いを実施したとの報道などが好感された。この日の東京市場は3連休を控えた週末だったが、米株高を背景に買いが流入しハイテク株などが買われた。日経平均株価は2万6800円台に乗せ3月1日以来の水準に値を戻した。また、3月期末を意識した配当権利取りを狙った買いで海運株や大手商社株などが値を上げた。  個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が値を上げ、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソニーグループ<6758.T>などハイテク株が堅調。日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>といった海運株、三菱商事<8058.T>や三井物産<8031.T>といった大手商社株が高い。原油価格の上昇でINPEX<1605.T>が値を上げ、住友金属鉱山<5713.T>や三井金属<5706.T>、大平洋金属<5541.T>といった非鉄株も買われた。  半面、4月の世界生産の減産を発表したトヨタ自動車<7203.T>が安く、日産自動車<7201.T>やホンダ<7267.T>など自動車株が値を下げた。任天堂<7974.T>やオリエンタルランド<4661.T>が安く、塩野義製薬<4507.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が軟調。日本航空<9201.T>やANAホールディングス<9202.T>が下落した。 出所:MINKABU PRESS

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