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外為サマリー:1ドル119円03銭付近まで上昇、日経平均の大幅高で全般的に円安傾向

配信日時:2022/03/17 10:10 配信元:MINKABU
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=118円91銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて55銭前後のドル高・円安となっている。  16日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=118円73銭近辺と、前日と比べて45銭弱のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場ではロシアとウクライナの停戦協議への期待でユーロドルが堅調に推移したため、この対ユーロでのドル安が他の通貨ペアへも波及し、ドル円はこの日の安値水準となる118円20銭前後まで伸び悩んだ。ニューヨーク勢参入後は、株高を背景にリスク選好の円安が優勢となり、ドル円は強含みに転じた。注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)は声明やパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見がタカ派と受け止められ、ドル円は119円12銭付近まで上昇。いったんは118円台半ばまで調整売りに押されたが、日米金利差のドル優位が意識されるなか、終盤は118円台後半まで値を戻す展開となった。  東京市場のドル円はオセアニア市場からの堅調地合いを引き継ぎ、119円03銭付近まで一時上昇。日経平均株価の大幅高に加え、時間外取引の米国株先物も3指数揃って上昇しており、リスク選好の円安がドル円、クロス円ともにみられている。豪ドル円は午前9時30分発表の豪雇用統計の好結果も好感され、87円台に乗せている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1050ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0090ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=131円36銭付近と同1円60銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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