１６日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は５１８ドル高と大幅に３日続伸

　１６日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比５１８．７６ドル高の３万４０６３．１０ドルと大幅に３日続伸した。 　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）では、市場予想通りフェデラルファンドレート（ＦＦ）金利の誘導目標を０．２５ポイント引き上げ０．２５～０．５％とすることを決定した。ＦＯＭＣの決定後、ＮＹダウは一時マイナス圏に転じたが、パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が記者会見で景気に強気な発言をしたことも好感され再び買い直された。ウクライナとロシアの停戦交渉や中国の景気刺激策に対する期待も膨らんだ。アップル＜AAPL＞やアマゾン＜AMZN＞、マイクロソフト＜MSFT＞が高く、エヌビディア＜NVDA＞やマイクロン・テクノロジー＜MU＞など半導体株が値を上げた。JPモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞など銀行株もしっかり。半面、原油価格の下落を受けエクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞、オクシデンタル・ペトロリアム＜OXY＞など石油株が軟調。防衛関連のロッキード・マーチン＜LMT＞が下落した。ウォルマート＜WMT＞やプロクター・アンド・ギャンブル＜PG＞が値を下げた。 　ナスダック総合株価指数は、４８７．９３２ポイント高の１万３４３６．５５３と大幅続伸した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１３億５０３９万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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