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午後:債券サマリー 先物は反発、FOMC結果を前にポジション調整の買い

配信日時:2022/03/16 15:29 配信元:MINKABU
 16日の債券市場で、先物中心限月6月限は3日ぶりに反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控え、ポジション調整とみられる買いが入った。  市場では米連邦準備理事会(FRB)による0.25%の利上げが確実視されているが、FOMC委員らの政策金利見通し(ドットチャート)やパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとする向きも多く模様眺めムードが広がりやすかった。こうしたなか、債券先物は前日まで続落していた反動から買いが先行したものの、積極的には一方向に持ち高を傾けにくいとあって上値は限定的。15日の米市場で主要株価指数が上昇したことを手掛かりに、この日の日経平均株価が続伸したことも債券の重荷となった。日銀が実施した国債買いオペ結果では需給の引き締まりが示されたが、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることもあって相場を一段と押し上げるまでには至らなかった。なお、日銀オペの結果は「残存期間1年超3年以下」の応札倍率が2.37倍(前回は2.63倍)、「同3年超5年以下」が1.85倍(同1.89倍)、「同5年超10年以下」が1.59倍(同1.64倍)、「同25年超」が3.40倍(同5.02倍)だった。  先物6月限の終値は前日比5銭高の150円08銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.200%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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