Reuters Japan Online Report Business News

独ウィンターシャルDEA、ロシア新興財閥の役員が退任

配信日時:2022/03/16 11:34 配信元:REUTERS

[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツの石油会社ウィンターシャルDEAは15日、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)で、プーチン大統領とのつながりを持つ個人として欧州連合(EU)の制裁対象に新たに加えられたゲルマン・カーン氏が、監査役会のメンバーを退任すると発表した。

今回の動きが事業活動に与える影響はないとする一方、ロシアの投資会社レターワン(L1)による株式保有への影響については検討中だと述べた。

ウィンターシャルDEAは、独化学大手BASFと、プーチン氏とのつながりを同様に指摘されたオリガルヒのミハイル・フリードマン氏が率いるL1の合弁会社。

ロシアで石油ガス探査の大規模事業を展開し、ロシア産天然ガスを欧州に輸送する天然ガスパイプライン事業「ノルドストリーム2」の大口出資者にもなっていた。

ニュースカテゴリ