エブラズなどロシア系4社、取引減少でＦＴＳＥ指数から3月に除外

［ロンドン　１４日　ロイター］ - 指数算出会社ＦＴＳＥラッセルは１４日、鉄鋼大手エブラズなどロシアを中心に事業を展開する企業４社を指数から除外すると発表した。取引が少なくなっていることを理由に挙げた。

エブラズのほか、ポリメタル・インターナショナル、ぺとペトロパブロフスク、レーベン・プロパティ・グループを３月の見直し時にＦＴＳＥの全てのインデックスから削除するとした。

ＦＴＳＥラッセルは声明で、ブローカーがこれらの銘柄の取り扱いを拒否し流動性が低下したため、株式の取引が「著しく制限」されたと外部諮問委員会や市場参加者が指摘したと説明した。

エブラズとポリメタルは３月の見直しでＦＴＳＥ１００種指数から外れ、ＦＴＳＥ２５０種指数に組み込まれる予定だった。代わりにＮＢプライベート・エクイティ・パートナーズとスタンダード・ライフ・プライベート・エクイティ・トラストが採用される予定という。