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外為サマリー:一時1ドル117円60銭まで上昇、日米金利差の拡大を意識

配信日時:2022/03/14 10:27 配信元:MINKABU
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=117円53銭前後と前週末の午後5時時点に比べて80銭強のドル高・円安となっている。  11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=117円29銭前後と前日に比べ1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実視されるなか、金融緩和を続ける日銀との方向性の違いが意識され117円36銭まで上伸する場面があった。  この流れを引き継いだ東京市場は、午前8時30分頃に一時117円60銭と2017年1月以来、約5年2カ月ぶりの水準まで上昇。この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることがドルの支援材料となっているようで、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすくなっている。また、日経平均株価が反発していることも追い風となり、ドル円相場は高値圏で推移している。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0929ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円45銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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