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米外為市場サマリー:一時117円36銭と約5年2カ月ぶりの水準まで上昇

配信日時:2022/03/14 07:52 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=117円29銭前後と前日に比べて1円15銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=127円96銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。  10日に米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの高い伸びを示し、インフレ加速への警戒感から米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが先行。15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実視される一方、金融緩和を続ける日銀との方向性の違いが意識された。この日に米ミシガン大学が発表した3月の消費者調査(速報)で、人々の1年先の物価見通しを示す予想インフレ率が5.4%と前月から0.5ポイント上昇したこともあり、ドル円相場は一時117円36銭と2017年1月以来、約5年2カ月ぶりの水準まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0912ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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