４日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１７９ドル安と続落

　４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比１７９．８６ドル安の３万３６１４．８０ドルと続落した。 　 　ロシア軍がウクライナのザポロジエ原子力発電を攻撃するなど、ウクライナ情勢の緊迫化を警戒する売りが続いた。この日発表された米２月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を上回るなど堅調だったが、市場の反応は限定的だった。ＮＹダウは一時５００ドルを超す下落となったが、引けにかけ下げ幅は縮小した。テスラ＜TSLA＞やアップル＜AAPL＞、アマゾン＜AMZN＞が安く、米長期金利の低下を受けJPモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞など銀行株が軟調だった。エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞など半導体株が値を下げた。半面、原油価格の上昇を受けエクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞が上昇し、アルコア＜AA＞やフリーポート・マクモラン＜FCX＞が堅調。ウォルマート＜WMT＞やベライゾン・コミュニケーションズ＜VZ＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、２２４．５０３ポイント安の１万３３１３．４３８と続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１１億７７６７万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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