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<動意株・4日>(大引け)=リコー、三菱重、WT小麦など

配信日時:2022/03/04 15:05 配信元:MINKABU
 リコー<7752.T>=続伸。3日に開催された会社説明会で、デジタルサービスの売上比率を26年3月期に60%超(22年3月期見込み39%)に引き上げる目標を示したことが好材料視されている。デジタル人材の育成・獲得を進めるほか、180のシステムのクラウド移行を含む約7割の基幹システムの刷新、リコー式ジョブ型人事制度導入による社員の自律化の促進などを図るという。  三菱重工業<7011.T>=3日ぶり反発で昨年来高値更新。SMBC日興証券が3日付で、投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を3900円から5600円へ引き上げたことが好材料視されている。同証券では、収益源であるAS(アフターサービス)について、特にGTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)事業での成長が続いていると評価。23年3月期は底堅いASが利益を下支えすることに加え、IGCC(石炭ガス化複合発電)事業における追加費用の減少で250億円程度の増益要因が見込まれるという。また、民間航空機事業でB787の出荷機数の回復、民間エンジンについては北米を中心とした国内線を主体に市況回復基調が続き、航空関連事業全体で同200億円程度の増益を見込むとしている。  WisdomTree 小麦上場投資信託<1695.T>=連日急騰。世界的に穀物相場が高騰した2011年以来の高値圏に浮上している。ウクライナ情勢が一段と深刻化するなか、紛争当事国のロシア、ウクライナともに小麦など穀物の主要輸出国であることから、供給網の混乱により輸出が停滞し需給逼迫を招くとの懸念が強まっている。WT小麦をはじめ、WisdomTree 穀物上場投資信託<1688.T>も同じく11年ぶり高値をつけている。  アルチザネットワークス<6778.T>=急反発。3日の取引終了後に22年7月期の連結業績予想について、会計基準に変更に伴い前期との比較はないものの、営業利益を9億円から14億円へ、純利益を8億400万円から9億4400万円へ上方修正したことが好感されている。売上高は45億円の従来見通しを据え置いたものの、採算面で寄与度の高いモバイルネットワークソリューションの国内向け販売でソフトウェア製品の占める割合が上昇し、売上総利益が増加することが寄与する。なお、第2四半期累計(21年8月~22年1月)決算は、売上高26億4600万円、営業利益12億6500万円、純利益8億2800万円だった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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