１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は５９７ドル安と大幅続落

　１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比５９７．６５ドル安の３万３２９４．９５ドルと大幅に続落した。 　 　ウクライナ情勢を巡る不安が高まるなか、ＮＹダウに加えナスダック指数が下落した。ロシア軍がウクライナの都市への砲撃を強めた。これを受け、米１０年債利回りが低下し銀行株などが下落した。JPモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞、シティグループ＜C＞が安く、マスターカード＜MA＞やアメックス＜AXP＞、ゴールドマン＜GS＞も値を下げた。テスラ＜TSLA＞やアップル、マイクロソフト＜MSFT＞が軟調、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞など半導体株が売られた。半面、原油価格の上昇を受けエクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞、オクシデンタル・ペトロリアム＜OXY＞が高く、防衛関連株のロッキード・マーチン＜LMT＞やノースロップ・グラマン＜NOC＞が買われた。アルコア＜AA＞やフリーポート・マクモラン＜FCX＞といった非鉄株も値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、２１８．９４０ポイント安の１万３５３２．４５９と４日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１３億２８６１万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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