米国株式市場=大幅安、ウクライナ危機巡る不安で
[1日 ロイター] - 米国株式市場は大幅に下落して取引を終えた。ウクライナ危機を巡る不安が高まり、前日に続き金融株の売りが目立った。
S&P総合500種の主要11セクターは金融主導で大半が下落。
質への逃避で米10年債利回りが低下する中、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が急落し、銀行株指数も大幅安となった。
一方、原油価格の急伸を受けてシェブロンは過去最高値に上昇。自社株買いプログラムを引き上げたことなども支援材料となった。
ロシア軍はウクライナの都市部への砲撃を強めており、首都キエフの住民に避難を呼び掛けたほか、第二の都市ハリコフにロケット弾を撃ち込んだ。
ハーベスト・ボラティリティー・マネジメントのマイク・ジグモント氏は「投資家は不安に包まれており、地政学的なニュースをプライシングにどう織り込むべきか判断しかねている」とし、「純粋に感情的な投資家の反応を目にしている」と述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33294.95 -597.65 -1.76 33813.48 33870.14 33107.67
前営業日終値 33892.60
ナスダック総合 13532.46 -218.94 -1.59 13716.70 13777.04 13441.32
前営業日終値 13751.40
S&P総合500種 4306.20 -67.74 -1.55 4363.14 4378.45 4279.54
前営業日終値 4373.94
ダウ輸送株20種 15018.39 -250.06 -1.64
ダウ公共株15種 939.00 -3.54 -0.38
フィラデルフィア半導体 3304.85 -124.68 -3.64
VIX指数 33.88 +3.73 +12.37
S&P一般消費財 1376.75 -18.71 -1.34
S&P素材 510.90 -12.10 -2.31
S&P工業 829.85 -12.88 -1.53
S&P主要消費財 775.79 -4.70 -0.60
S&P金融 616.13 -23.72 -3.71
S&P不動産 281.27 -0.64 -0.23
S&Pエネルギー 540.47 +5.52 +1.03
S&Pヘルスケア 1504.38 -8.82 -0.58
S&P通信サービス 230.09 -2.83 -1.22
S&P情報技術 2647.28 -53.87 -1.99
S&P公益事業 340.63 -2.87 -0.84
NYSE出来高 14.10億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 26435 - 445 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 26425 - 455 大阪比