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東京株式(前引け)=大幅続伸、リスクオン継続で海運株が活況高

配信日時:2022/03/01 11:48 配信元:MINKABU
 1日前引けの日経平均株価は前営業日比390円15銭高の2万6916円97銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億114万株、売買代金概算は1兆5025億円。値上がり銘柄数は1410、対して値下がり銘柄数は675、変わらずは91銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが継続した。ウクライナ情勢の不透明感を背景に前日の欧州株は安かった。また、米国株市場でもNYダウが一時500ドル超の下げをみせるなど荒れた値動きとなったが、引けにかけ買い戻される流れとなり、ナスダック総合株価指数はプラス圏に切り返したこともあって、東京市場に吹く風向きも良くなった。海運株に買いが集まったほか、セキュリティー関連を中心に情報通信セクターが物色され全体相場を押し上げた。日経平均は一時2万7000円台に乗せる場面もあった。  個別では、売買代金トップの商船三井<9104.T>が大幅高に買われ、日本郵船<9101.T>も商いを伴い上値追い。ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、東京エレクトロン<8035.T>も上昇した。キーエンス<6861.T>、ベイカレント・コンサルティング<6532.T>も値を上げた。マネックスグループ<8698.T>が値上がり率トップとなり、クロスキャット<2307.T>も急騰した。テスホールディングス<5074.T>、レノバ<9519.T>の上げ足も目立つ。半面、レーザーテック<6920.T>が売りに押され、三井物産<8031.T>も冴えない。フジ<8278.T>が急落、石油資源開発<1662.T>も大きく下げた。SGホールディングス<9143.T>も安い。 出所:MINKABU PRESS

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