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東京株式(前引け)=反落、思惑錯綜で方向感定まらず

配信日時:2022/02/28 11:49 配信元:MINKABU
 28日前引けの日経平均株価は前営業日比83円08銭安の2万6393円42銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億9409万株、売買代金概算は1兆4594億円。値上がり銘柄数は1474、対して値下がり銘柄数は623、変わらずは82銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は、日経平均株価が前週末終値を挟み上下に不安定な動きを続けた。朝方安くスタートした後に切り返し、取引中盤に160円あまり上昇。しかしその後は再び売りに押されマイナス圏に沈んでいる。ウクライナとロシアの停戦協議の動向を見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを積極的に一方向に傾ける動きはみられない。前週末に米国株市場はNYダウを筆頭に主要株価指数が大きく上昇したが、目先は米株価指数先物が軟調に推移していることで慎重なムードとなっている。  個別では日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運大手が高いほか、明治海運<9115.T>は急騰した。日本製鉄<5401.T>などの大手鉄鋼株も買いを集めている。任天堂<7974.T>が値を上げ、INPEX<1605.T>も上昇。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、日揮ホールディングス<1963.T>なども大きく水準を切り上げた。半面、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が軟調、リクルートホールディングス<6098.T>も冴えない。三井物産<8031.T>など総合商社株の下げが目立つ。塩野義製薬<4507.T>も売られた。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も急落。 出所:MINKABU PRESS

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