寄り付き概況

日経平均は18円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが下落

配信日時:2022/02/28 09:32 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26457.52;-18.98TOPIX;1877.38;+1.14


[寄り付き概況]

 2月28日の日経平均は前週末比18.98円安の26457.52円と小幅反落でスタート。25日の米国市場でダウ平均は834.92ドル高の34058.75ドル、ナスダックは221.04ポイント高の13694.62で取引を終了。

 ロシアのプーチン大統領がウクライナと高官レベルの協議に前向きだとの報道を受け投資家心理が改善し、寄り付き後上昇。停戦交渉への期待に加え、1月耐久財受注や個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値など予想を上回る経済指標も手伝い、終日堅調に推移。引けにかけて、疾病管理予防センター(CDC)がマスク規制の緩和を発表すると、景気回復期待がさらに強まり、上げ幅を拡大した。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26980円。ただし、本日の日経平均は小幅安で始まった後下げ幅を広げ、その後再び下げ渋るなど方向感の定まらない展開となっている。ロシア-ウクライナの停戦交渉についても依然として不透明な状況の中、国際決済システム「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアを排除することを筆頭に日米欧の制裁措置も多数伝わっており、様子見ムードも強いようだ。

 売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、JT<2914>、三井物産<8031>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、卸売、電気機器、サービスなどが下落率上位で推移。
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