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米外為市場サマリー:ウクライナ紛争の早期終結期待で一時115円70銭台に上昇

配信日時:2022/02/28 08:03 配信元:MINKABU
 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円55銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円25銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安だった。  ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアのプーチン大統領に対して停戦交渉に応じるよう求め、ロシアのペスコフ大統領報道官が「ベラルーシの首都ミンスクに停戦交渉の代表団を送る用意がある」と応じたことで、紛争の長期化が避けられるとの見方が台頭。NYダウなど米主要株価指数が大きく上昇するなか、リスク選好的なドル買い・円売りが先行した。また、米商務省が発表した1月の個人消費支出(PCE)が前年同月比6.1%上昇し、約40年ぶりの高い伸びとなったことで、米利上げペースが早まるとの観測が強まったこともドルを押し上げ、ドル円相場は一時115円76銭まで上伸した。ただ、ウクライナ情勢の先行きは依然不透明なことから買いは続かず、その後は上値が重くなった。一方、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことで、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1268ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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