後場の寄り付き概況

後場の日経平均は332円高でスタート、ソフトバンクGや川崎汽船が上昇

配信日時:2022/02/25 12:52 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26303.75;+332.93TOPIX;1867.60;+10.02


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比332.93円高の26303.75円と、前引け(26353.58円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26270円~26370円のレンジで終盤にかけて弱含みで推移。ドル・円は1ドル=115.20-30円と朝方から30銭程円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数が堅調な一方、香港ハンセン指数が一時上昇も下落に転じて軟調推移。ロシアへの各国の追加経済制裁の内容が想定以上に厳しいものではなかったことから、世界経済への影響懸念が和らぎ、米ハイテク株高なども追い風に、前場の日経平均は大幅反発。一方、ロシアのウクライナ侵攻については、近々にも首都キエフが陥落するだろうとも伝わっており、事態は依然として混迷中。
週末の空白リスクを避けたいとの思惑もあり、後場は買い戻し一服感が強まっている。

 セクター別では海運業、電気機器、空運業などが上昇率上位に並んでいる一方、鉱業、保険業、銀行業などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、三菱商事<8058>、ベイカレント<6532>などを筆頭に全般大きく上昇。一方、任天堂<7974>、三井住友<8316>、INPEX<1605>、JFE<5411>、NTT<9432>などが下落している。
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