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三菱UFJなどメガバンクが安い、ロシア向け融資が懸念材料に◇

配信日時:2022/02/25 09:07 配信元:MINKABU
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクは下落基調を強めている。前日の米国株市場ではハイテクセクターに買い戻しが入る一方、JPモルガン<JPM>やシティグループ<C>など大手金融株は軒並み下値模索の動きを続けた。これはウクライナ問題に絡むロシアへの経済制裁の影響を懸念して、欧州株市場でロシア向け与信残高の多い欧州金融機関の株式が大きく売り込まれており、その流れが波及したもの。東京市場でもグローバル展開するメガバンクには逆風が強い。国別でみるとロシア向け与信残高はフランス、イタリアが高水準だが、日本も上位に入っており、その影響が警戒されている。銀行セクターは世界的な金利上昇局面で、運用環境の改善を評価材料に今月上旬にかけて上値を追う動きを見せていただけに、その反動も出やすい。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS

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