後場の寄り付き概況

後場の日経平均は490円安でスタート、レーザーテックやファーストリテが下落

配信日時:2022/02/24 12:53 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;25959.21;-490.40TOPIX;1856.36;-24.72


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比490.40円安の25959.21円と、前引け(26161.46円)から下げ幅を広げ、26000円を割り込んでのスタート。ランチタイム中の225先物は25890円~
26200円のレンジで終盤にかけて下げ幅を広げる展開。ドル・円は1ドル=114.80-90円と朝方から10銭程円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って軟調、ハンセン指数の下落率は2%を超えている。ランチタイム中にロシアのプーチン大統領が、ウクライナ東部で特別軍事作戦を行うことを決めたと発表。これを受けてリスク回避の動きが加速し、後場の日経平均は26000円を割り込んでのスタートとなっている。下値模索の動きとなっており、25800円台での推移が続いてる。

 セクター別では空運業、ゴム製品、ガラス・土石製品などを筆頭にほぼ全面安で、鉱業と海運業のみが上昇している。東証1部の売買代金上位では、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などを筆頭に売り優勢。ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、村田製<6981>、日立<6501>なども下落。一方、INPEX<1605>が大幅高で、川崎汽船<9107>、リクルートHD<6098>などが逆行高。

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