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午後:債券サマリー 先物は続伸、ウクライナ情勢の緊迫化を受け買い優勢

配信日時:2022/02/22 15:38 配信元:MINKABU
 22日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日続伸。ウクライナ情勢の緊迫化に加え、この日に実施された流動性供給入札が無難な結果となったことが相場を押し上げた。  ロシアのプーチン大統領は21日、新ロシア派武装勢力が実効支配するウクライナ東部の一部地域について独立を承認すると表明し、更に同地域へのロシア軍の派遣を国防省に指示した。これに対して欧米が対ロ制裁に踏み切る構えをみせていることで、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。前日の米債券市場はプレジデントデーの祝日で休場だったが、この日の時間外取引で米長期金利は1.8%台半ばに低下。日経平均株価が大幅に続落したこともあり、国内債には買いが続いた。午後には流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の応札倍率が3.90倍(前回は3.52倍)となったことが明らかとなり、債券先物は一時150円36銭まで上伸。現物債市場では10年債の利回りが0.190%に低下した。  先物3月限の終値は前日比20銭高の150円34銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.190%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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