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米外為市場サマリー:上値重く115円00銭台で推移

配信日時:2022/02/21 07:51 配信元:MINKABU
 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円01銭前後と前日に比べて7銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円22銭前後と同30銭強のユーロ安・円高だった。  「ロシアがウクライナに侵攻しないことを条件に、ブリンケン米国務長官が来週にもロシアのラブロフ外相と会談する見通し」との報道を受け、欧州市場でドル円相場は一時115円30銭まで上伸したものの、ウクライナ情勢の先行きは読みにくいことからニューヨーク市場に移ってからはドル買いが一服。ロシア国防省がこの日、プーチン大統領が指揮する軍事演習を19日に実施すると発表し、地政学リスクが意識されるなか米長期金利が低下したことも重荷となり、一時114円97銭まで押される場面があった。投資家のリスク回避姿勢が強まる局面では流動性の高いドルの需要が高まりやすいことから買いも散見されたが、米国の3連休を控えていることもあって上値は重かった。なお、全米不動産協会(NAR)が発表した1月の中古住宅販売件数は650万戸と市場予想(610万戸程度)を上回った半面、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した1月の景気先行指数は前月比0.3%の低下と市場予想(0.2%程度の上昇)を下回った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1322ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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