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NY外為市場=円、週間で上昇 ウクライナ情勢受け

配信日時:2022/02/19 07:10 配信元:REUTERS

[ニューヨーク 18日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、安全通貨とされる円が対ドルで小幅安。ただ、ウクライナ情勢が緊迫する中、週間では上昇した。

終盤の取引で、ドル/円は0.1%高の115.025円。ただ、週間ではドルは円に対し0.4%下落し、約1カ月ぶりの大幅な下げ率を記録した。

ドル/スイスフランも0.1%高の0.9212フラン。

ブリンケン米国国務長官は18日、過去24─48時間にロシアとウクライナの国境近辺で起こっている状況について、ロシアが反応を誘発するために偽の挑発を工作するシナリオの一環であることを確認していると述べた。親ロシア派指導者は、ウクライナ東部ドネツクから約70万人をロシアに退避させることを計画していると発表した。

オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「ウクライナ情勢が焦点で、かなり神経質な展開となっている」とし、「安全な逃避先を求める取引となっており、円にとっては良い週となった。ただ(米国は)連休に突入し、ロシアからまだかなりのレトリックが出てくることが懸念材料だ」と述べた。

ロシア・ルーブルは対ドルで1.26%安の77.40ルーブル。

ユーロ/ドルは0.3%安の1.1329ドル。

主要通貨に対するドル指数は0.3%上昇した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.3%安の4万0025ドル。

ドル/円 NY終値 115.00/115.05

始値 115.16

高値 115.17

安値 114.98

ユーロ/ドル NY終値 1.1321/1.1325

始値 1.1362

高値 1.1368

安値 1.1315

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