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外為サマリー:1ドル114円90銭前後でもみ合い、ウクライナ情勢への警戒続く
配信日時:2022/02/18 10:11
配信元:MINKABU
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円96銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて35銭前後のドル安・円高となっている。
17日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円94銭近辺と、前日と比べて60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。海外市場を通じてウクライナ関連のヘッドラインに振らされる展開となった。欧州市場で115円割れとなった後はいったん持ち直し、ニューヨーク市場中盤にかけて115円ちょうどを挟んでのもみ合いが続いたが、ブリンケン米国務長官の「ロシア軍が数日中にウクライナへの攻撃を開始する準備を整えているとの情報を得ている」との発言がリスク回避ムードを強め、終盤はドル円、クロス円ともに円やスイスフランといった安全資産が選好された。
東京市場のドル円は114円90銭前後でもみ合いとなっている。引き続きウクライナ情勢の緊迫化を背景に様子見ムードとなるなか、米国10年債利回りが時間外取引で1.95%台まで低下し、ドルが全般的に売られやすい地合いとなっており、ドル円は東京勢参入後に前日安値を下回る114円79銭付近まで弱含む場面がみられた。ただ、きょうは実質5・10日(ゴトウビ)であるため、下落一服から、仲値にかけては実需筋のドル買い観測で114円90銭台まで戻している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1361ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=130円60銭付近と同55銭前後のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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