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全国コアCPI1月は+0.2%、宿泊料の伸び率縮小が重し=総務省

配信日時:2022/02/18 09:12 配信元:REUTERS

[東京 18日 ロイター] - 総務省が18日に発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は100.1と、前年同月比0.2%上昇した。政府の観光需要喚起策「GoToキャンペーン」中止に伴う押し上げ効果が剥落、宿泊料の伸び率が大幅に縮小したことが重しとなった。

ロイターがまとめた民間予測は前年同月比0.3%上昇だった。

宿泊料は0.6%上昇にとどまり、21年12月の44.0%上昇から伸びが大幅に縮小した。

一方、エネルギー価格は17.9%上昇と、前月の16.4%上昇から伸び率が拡大した。このうち、ガソリンは22.0%上昇、電気代は15.9%上昇。

携帯電話の通信料は53.6%下落。総合CPIの寄与度でマイナス1.47ポイントとなった。

(和田崇彦)

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