みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:ウクライナ情勢を警戒し一時114円80銭台に軟化

配信日時:2022/02/18 08:03 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円94銭前後と前日に比べて60銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円58銭前後と同80銭弱のユーロ安・円高だった。  ウクライナ国境付近からのロシア軍の撤退を巡り、ロシアと欧米の主張が隔たりをみせるなか、地政学リスクを意識したドル売り・円買いが先行。この日に発表された米1月住宅着工件数や2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数が4週ぶりに増加したことで米景気の鈍化懸念が高まったこともあり、ドル円相場は一時114円85銭まで軟化した。その後はやや下げ渋る動きとなったが、バイデン米大統領が記者団に「ロシアがウクライナに侵攻する可能性が非常に高い」と述べたこともあって戻りは鈍かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1361ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ