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17日の株式相場見通し=一進一退か、米株先物横目に不安定な展開

配信日時:2022/02/17 07:59 配信元:MINKABU
 17日の東京株式市場は強弱観対立のなか一進一退の展開で、米株価指数先物の動向を横目に不安定な値動きが予想される。日経平均株価は2万7000円台半ばの水準でもみ合う可能性が高い。前日の米国株市場ではウクライナ情勢に対する警戒ムードが再燃し、NYダウやナスダック総合株価指数が一時大きく下値を探る展開を強いられたが、その後は下げ渋り、前の日の終値近辺まで水準を戻した。注目されていた1月開催のFOMC議事要旨の開示を受け、マーケットが懸念していたような内容ではなかったとの見方が広がり、買い戻しを誘発した。ただ、両指数とも終値でプラスゾーンに切り返すことはできなかった。東京市場では前日に日経平均が先物主導で600円近い上昇をみせたが、きょうはその分だけ上値が重くなることも考えられる。2万7000円台後半は戻り売り圧力の強さも観測されるなか、テクニカル的には25日移動平均線が抵抗ラインとして意識される可能性もある。  16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比54ドル57セント安の3万4934ドル27セントと反落。ナスダック総合株価指数は同15.662ポイント安の1万4124.095だった。  日程面では、きょうは21年12月の機械受注、1月の貿易統計、20年物国債の入札など。海外ではフィリピン中銀、トルコ中銀の金融政策決定会合、1月の米住宅着工件数、2月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数など。 出所:MINKABU PRESS

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