寄り付き概況

日経平均は390円安でスタート、トヨタ自や東エレクなどが下落

配信日時:2022/02/14 09:23 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27305.92;-390.16TOPIX;1938.03;-24.58


[寄り付き概況]

 2月14日の日経平均は前週末比390.16円安の27305.92円と大幅反落でスタート。11日の米国市場でダウ平均は503.53ドル安の34738.06ドル、ナスダックは394.49ポイント安の13791.15で取引を終了。数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が大幅な利上げを支持しない考えを示したため、寄り付き後、上昇。

 その後、発表された2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったため景気回復懸念に下落に転じた。加えて、米国政府が早くて今週末にもロシアがウクライナ侵攻に踏み切る可能性を警告したため警戒感から売りが加速。終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比770円安の26930円。

 米株安の流れを受けて、本日の日経平均は売りが先行。27000円近辺では押し目狙いの買いが入りやすい反面、ウクライナ情勢の緊迫感も高まっており、積極的な上値追いの動きも取りにくく、寄り付き後に下げ幅を広げる展開に。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ソニーグループ<6758>、東エレク<8035>、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ブリヂストン<5108>など主力処は全般下落。業種別では、ゴム製品、精密機器、海運などが下落率上位で推移。

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