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東京株式(前引け)=続伸、米株高やアジア株上昇が追い風に

配信日時:2022/02/09 11:45 配信元:MINKABU
 9日前引けの日経平均株価は前営業日比246円30銭高の2万7530円82銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億1090万株、売買代金概算は1兆5845億円。値上がり銘柄数は1472、対して値下がり銘柄数は580、変わらずは127銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は前日の米株高を受け、主力輸出株を中心にリスク選好の流れとなり日経平均株価は続伸した。朝方高く始まった後にいったん伸び悩む場面もあったが、前場後半は再び買い直される展開となった。外国為替市場で1ドル115円台の推移と円安水準にあることや、アジア株市場が軒並み上昇していることもマーケット心理を強気に傾けている。個別では好決算銘柄の一角に買いが向かった。ただ、日経平均2万7000円台半ばでは戻り売り圧力も強く、上値が押さえられている。値上がり銘柄数は全体の68%を占めている。  個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が高く、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>なども上昇した。トヨタ自動車<7203.T>も堅調。シマノ<7309.T>が大幅高に買われ、日本CMK<6958.T>はストップ高カイ気配。新日本電工<5563.T>、宮地エンジニアリンググループ<3431.T>なども値を飛ばした。半面、塩野義製薬<4507.T>が軟調、INPEX<1605.T>も売られた。デジタルハーツホールディングス<3676.T>、BEENOS<3328.T>が急落、レノバ<9519.T>も大幅安。ディー・エヌ・エー<2432.T>の下げも目立った。 出所:MINKABU PRESS

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