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外為サマリー:1ドル115円台半ばでもみ合い、米CPIへの警戒で積極的な売買は限定的

配信日時:2022/02/09 10:10 配信元:MINKABU
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円54銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて5銭前後のドル高・円安となっている。  8日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円55銭近辺と、前日と比べて45銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では序盤に115円台半ばから115円20銭台まで調整売りに押されたが、ニューヨーク市場に入ると米国の10年債利回りが上昇するなか、中盤に115円63銭付近まで強含む場面もみられた。終盤にかけては115円台半ばでしっかりとなった。  東京市場のドル円は時間外取引における米国債利回りの上昇一服を背景に115円44銭付近まで一時軟化したが、10日発表の米消費者物価指数(CPI)への警戒感が強まるなかで積極的な売買は限られており、115円台半ばでの小動きにとどまっている。オセアニア市場では前日高値を上回る115円68銭付近まで上昇したものの、すぐに戻り売りに押され、上値は限られた。クロス円も全般的に、値動きは小幅となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1415ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=131円88銭付近と同25銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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