米国株式市場=上昇、銀行株買われる 国債利回りに追随
[8日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。アップルとマイクロソフトが上げを主導した。週内に重要指標の消費者物価指数(CPI)発表を控える中、国債利回りの上昇を受け銀行株も買われた。
S&P総合500種とナスダック総合は序盤に下落していたものの、テスラやアマゾン・ドット・コムなど大型グロース(成長)株に支援され、プラスに転じた。
米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の引き締めを開始するとの観測の高まりから米10年債利回りが2019年11月以来の高水準に上昇、S&P銀行指数も上昇した。
金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)も軒並み値上がりした。
一方、S&Pエネルギー指数は下落。米国とイランの間接協議再開が核合意の復活につながり、イラン産原油の供給が拡大する可能性への懸念が背景。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35462.78 +371.65 +1.06 35160.68 35544.89 35090.42
前営業日終値 35091.13
ナスダック総合 14194.46 +178.79 +1.28 13984.43 14226.48 13934.78
前営業日終値 14015.67
S&P総合500種 4521.47 +37.60 +0.84 4480.02 4531.32 4465.40
前営業日終値 4483.87
ダウ輸送株20種 15360.78 +167.83 +1.10
ダウ公共株15種 945.83 +2.63 +0.28
フィラデルフィア半導体 3535.13 +82.79 +2.40
VIX指数 21.54 -1.32 -5.77
S&P一般消費財 1474.98 +21.81 +1.50
S&P素材 527.92 +8.15 +1.57
S&P工業 855.62 +8.51 +1.01
S&P主要消費財 795.15 +2.61 +0.33
S&P金融 677.83 +9.25 +1.38
S&P不動産 290.08 -2.34 -0.80
S&Pエネルギー 521.01 -11.30 -2.12
S&Pヘルスケア 1550.88 +12.16 +0.79
S&P通信サービス 238.23 -0.24 -0.10
S&P情報技術 2816.01 +35.46 +1.28
S&P公益事業 347.59 +0.37 +0.11
NYSE出来高 9.01億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27405 + 125 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 27395 + 115 大阪比