後場の寄り付き概況

後場の日経平均は148円高でスタート、川崎汽船や三菱UFJが上昇

配信日時:2022/02/08 12:56 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27397.69;+148.82TOPIX;1938.25;+12.26


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比148.82円高の27397.69円と、前引けからやや上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27320~27380円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=115.30~115.40円と朝方から30銭ほど円安水準での動き。アジア市況では中国上海総合指数および香港ハンセン指数がともに軟調で、ハンセンは1%超下げている。前日に下落の反動もあり上昇している日経平均だが、主要中央銀行による金融引き締めやウクライナ情勢の緊迫化への懸念が根強いなか、上海総合指数やハンセン指数が下げ幅を広げていることもあり、後場は寄り付き直後から値を切り下げる展開となっている。10日の米1月消費者物価指数(CPI)発表やその後の3連休を前に買いの手は限られているようだ。

 セクターでは水産・農林業、海運業、陸運業などが上昇率上位に並んでいる一方、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、武田薬
<4502>、日本製鉄<5401>、ソフトバンク<9434>、リクルートHD<6098>などが上昇。一方、オリンパス<7733>が大きく下落しており、塩野義製薬<4507>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>なども軟調。
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